キッチンカーを始めると決めたものの、最初から順風満帆だったわけではありません。
「本当にお客様は来てくれるのだろうか。」
「自分にお店を続けられるのだろうか。」
期待よりも、不安の方が大きかったのを今でも覚えています。
それでも、「まずは一歩踏み出してみよう。」そう決めて始まったのが、コレガレストの原点となるキッチンカーでした。
ここから、今のコレガレストへと繋がる物語が始まります。
コレガレスト誕生
時はコロナ時代。
元々店舗を持ちたいという思いが強かった私ですが、
終わりの見えないコロナが私の独立への一歩を
大きく阻んでいたのは事実です。
2話でもお話ししたようにしゅうたくんにキッチンカーを勧められ
今でこそキッチンカーをどこでも見るようになりましたが
当時は昔ながらのたこ焼き屋さんなどしかなく、
自分がキッチンカーを運営するなんて頭になかったですが
「店舗の前にまずはお店を知ってもらおう」
「スペシャルティコーヒーを身近に感じてもらおう」
「そしてスペシャルティコーヒーの美味しさを知ってもらおう」
そんなたくさんの想いをのせてコレガレストが誕生しました。
店名の由来
コレガレストは
「collegare」というイタリア語と「rest」という英語の造語です。
Collegareは”繋ぐ”などの意味を持ち
Restは”休息、休憩”などの意味を持っている言葉です。
1杯のコーヒーでたくさんの人と繋がり、
憩いの場所となるような場所を作りたい。
そんな想いを込めて命名しました。
今ではその名前の通り、
1杯のコーヒーを通して店舗でお客様同士も
繋がっていく姿を見て嬉しく思います。
初営業
わたしたちの初営業は
「層雲峡オートキャンプ場」です。
キッチンカー制作をお願いしていた会社から
実際にキッチンカーが到着したのが前日の14時ごろ。
さあ。ここから出店に向けて準備開始です。
必要なものをトラックに積み込み、
あれがない、これがない。と
合間で買い出しをして夜なべしながら
徹夜で初営業を迎えました。きつかった〜
今でこそコレガレストといえば
”コーヒーとクレープ”ですが、
初営業の時はクレープはコレガレストのキッチンカー制作会社の方が
クレープを販売するということで
コーヒー、アルコール、唐揚げ丼というメニューが
コレガレストの初営業です。
このときの営業で私はしゃもじを忘れました(笑)
最初のお客様
最初のお客様は
旭川のコーヒー屋さんで勤めていた時のお客様。
初出店の日取りを知って、層雲峡まで来てくれました。
旭川から層雲峡までの距離は70kmほど。
時間にして車で1時間半ほどの場所になりますが
わざわざ来てくださったことに感謝でいっぱいです。
今でもそのお客様は店舗に通ってくれています。
苦労したこと
わたしたちがキッチンカーを始めたのは2020年の8月です。
2020年はコロナが始まった年。
日本国民全員がこの先どうなるかがわからない状況。
始めたばかりのキッチンカーを出店させてくれる企業を
探し出すのも一苦労の時代でした。
不要な外出も自粛している中、来る日も来る日も
売上0円が続いた日もあります。
1年持たずして閉業も考えたほどです。
売れない日々が続いている中で自分たちで
ホームページ作成、SNS構築、アプリ作成など。
出来ることから始めていった結果、翌年に少しずつ
企業側から出店依頼をもらえるようになりました。
あとは、単純に夏は暑いし冬は極寒です。(笑)
楽しかったこと
北海道に住んでいてもなかなか他の町に行くことはありません。
出かけても旭川近郊がどうしても多くなる。
キッチンカーだと、遠いところだと350km以上運転して出店することもあります。
仕事でいろんな町に行くときには
その町の名産を食べたり飲んだりして楽しんでいます!
一時期SNSではわたしが飲んでる写真ばっかりあげていたので
周年のときによくお酒をもらいました。(笑)
イベントで出会う人たちとも一期一会なので、
そんな出会いも楽しみの一つです。
キッチンカーで過ごした日々は、大変なこともたくさんありました。
それでも、お客様と直接会話をし、「美味しかったよ」「また来るね」と言っていただける時間は、
何にも代えられない宝物です。
そして実は、コレガレストは今でもキッチンカーでの営業を続けています。
開業当初から変わらない「目の前のお客様に喜んでもらいたい」という想いは、
今もこれからも変わることはありません。
次回は、キッチンカーでの経験を活かし、実店舗のオープンを決意した頃のお話をお届けします。
ぜひ、次回も読んでいただけると嬉しいです。

